古乃美とは
好み すなわち 人の好む道なり
此の身 すなわち 我が身なり
木の実 すなわち 梅の実なり
梅は神花といわれ、花の中でも神様が最も愛された花。梅は実に辛抱強く、いかなる大寒、風雪にも耐え忍び、春の魁として一番に咲く。花の香りは優雅で気高く、実った実は古来薬として人体に役立つもの。まさに教えの花なり。
古乃美教団は、開祖・堀泰一朗(ほり・たいいちろう)大先生が一代で築いた。明治30年(1897)9月26日、新潟県新井町(現、新井市)に命を授かり、生まれながらにして優れた霊的能力を持ちながらも、幼少時から幾多の辛苦に見舞われ、その苦難を悉く乗り越えた。その時、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)より、

『創(はつ)の代に還せよとの大御心を体して起てよ。汝、神の名に於いて為さんとしても成らざるもの無し。汝の与えるものは神も与え、汝の取らんとするものは神も又取らん。もし汝の力を問う者あらば答えよ。上に天なし、地に底なし、広さを問わば果てしなし。汝の言行は見えざる神の証なり。汝の魂は護国の神たれ。』

との御神命を受け、昭和10年10月23日釜山において開教したのである。開祖様38歳の時であった。
以来、開祖様は大神より授けられた偉大な「吹気の神業」(いぶきのかむわざ)を以て、世の荒波に苦しむ者たちを救い導き、神の実在を世の人々に示現し、また皇室の弥栄・国家の安泰・全世界人類の平和と幸福という大いなる祈りを終生捧げ続けた。
特筆すべきは、この神業を万人に分かち与えて其の拡充を計り、以て真の神国を再建せんと努力されたことである。昭和56年11月20日開祖様は神となられた。