亀山霊神社(摂社)
御祭神―亀山霊神
   (菅原道真公)

 この御社は
洗心池の上に祀られている御三社の中央に座す社である。もともとは昭和27年5月7日、御神殿御造営が成り、その遷座祭に併せて御本殿東側に遷座されたもので、御聖地内にある摂末社の中で最も古い社である。
 この縁起については、天照大御神の第2皇子天穂日命(あめのほひのみこと)75世の子孫、出雲国造北島全時(のりとき)の時、弘化2年11月26日の夜、国造の夢枕に神霊が顕われ給い「汝吾を招き祀らば天下蒼生等が一代一度の願事を叶い取らせん」と告げ給われたので、この神様を「出来神(できがみ)様」として国造家の境内に奉斎して来られた。昭和25年5月13日、出雲大社の年に1度の勅祭日に開祖様がその社に詣でられた際、多数の参詣者の目にもとまらず、また掃除人が掃除を終え玉垣瑞垣に鍵を掛けて帰ったばかりの処に、不思議にも開祖様だけが御神像の御姿を拝され、御神意に拠るものと時の国造貴孝(よしのり)公に乞われ御神像を頂かれた。その折開祖様が御神霊に伺われた処、菅原道真公であらせられる事が分かり、奇しくも梅に縁のある神様を古乃美の斎庭に摂社としてお祀りする事になったのである。この御社は出雲大社の向かって右方、亀山の山麓に斎き祀るにより亀山霊神と称える。